> メールマガジン一覧 > Vol.007 2004年11月
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┏┏┏ 社団法人福島県観光連盟 教育旅行専門部会発行
┏┏ 「学習リゾートうつくしま・ふくしま」教育旅行情報
┏┏┏ 2004年11月発行 Vol.007
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福島県はいま「総合的な学習の時間」に実体験の場を提供し、未来を担
う子どもたちのために「学習リゾート」の基盤整備に力を入れています。
福島県内の多様で多彩な体験学習メニューや、学習コーディネーターの
情報、最新のニュースなどをこのメルマガを通して、ご理解いただければ
幸いです。学習旅行、校外学習にはぜひ福島県へお越しいただけるよう、
心よりお待ちいたしております。
社団法人福島県観光連盟会長(福島県知事) 佐藤 栄佐久
福島県の公式教育旅行ホームページ
⇒ http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/
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┏ 目 次
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1・【支援活動】新潟中越地震に福島県内からぞくぞく支援の輪
2・【登山体験】日本百名山/六名山が福島県にあるのをご存じ?
3・【野口英世】新千円札「2号券」が野口記念館に展示開始
4・【情報教育】パソコン甲子園2004で、463チームが腕競う
5・【班別行動】会津の自主研修は「まちの駅」の上手な利用で
6・【酪農体験】安全でおいしい食べ物は、どうやって作られるの?
7・【コ ラ ム】小学生の皆さんありがとう
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┏ 1【震災支援】新潟中越地震に福島県内からぞくぞく支援の輪
新潟県と県境で接している福島県は、歴史的にも深い関係があり、10月
23日の新潟中越地震で被災された地域からも、多くの修学旅行生を迎えて
きました。そのような関係から東山温泉、いわき湯本温泉、猪苗代磐梯高
原など、被災者に客室の無料提供の発表をはじめ、義捐金やボランティア
支援、救援物資の提供など、福島県内各地の自治体や観光地では支援活動
が盛り上がりを見せています。
●福島県の「新潟県中越地震被災者支援情報」
⇒ http://www.pref.fukushima.jp/list/niigatasien.htm
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┏ 2【登山体験】日本百名山/六名山が福島県にあるのをご存じ?
作家深田久弥が「日本百名山」を選んで、登山ブームに火がつきました
が、そのうち六名山が福島県にあるのは、意外に知られていません。また
最近登山家の岩崎元郎さんの「新日本百名山」にも、四名山が選ばれまし
た。そのどちらにも入っている「会津磐梯山」「安達太良山」は、林間学
校や登山体験で生徒さんが登山の初体験をする山としても有名です。
●深田久弥さんが選んだ日本百名山
⇒ http://homepage3.nifty.com/takagi7/od_100meizan.htm
●岩崎元郎さんが選んだ新日本百名山
⇒ http://www.geocities.jp/yamabhujp/shin-hyakumeizan.txt
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┏ 3【野口英世】新千円札「2号券」が野口記念館に展示開始
もう新しい1000円札を手にされましたか? ところでそのお札の番号は
何番だったでしょうか?日本銀行から新1000円札の肖像である野口博士の
生家のある野口記念館に2号券「A000002A」が寄贈され、展示が始まりま
した。
野口英世記念館 ⇒ http://www.noguchihideyo.or.jp/
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┏ 4【情報教育】パソコン甲子園2004で、463チームが腕競う
情報技術(IT)分野の人材を育てようと全国の高校生らにパソコン技術
を競ってもらう「パソコン甲子園2004」が、会津若松市の福島県立会津大
学で、全国から463チーム1‚129人が参加し開催されました。これは第一回
の昨年のほぼ倍でした。その結果、プログラミング部門で「石川県立金沢
泉丘高校」、CG部門では「青森県立八戸工業高校」が優勝しました。来
年も開催予定ですので、ぜひご応募ください。
●パソコン甲子園2004 http://www.pref.fukushima.jp/pc-concours/
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┏ 5【班別行動】会津の自主研修は「まちの駅」の上手な利用で
修学旅行で会津を訪れた時のトイレや道案内などの機能を持たせた「ま
ちの駅」が増え、にぎわいを演出する試みが進んでいます。「まちの駅」
は福島県内で21ヵ所が実験的に開設しています。下記の Webサイトでご覧
になって上手にご利用ください。
●福島県まちの駅リスト
⇒ http://www.machinoeki.com/kakuchi/kakuchi_07.html
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┏ 6【酪農体験】安全でおいしい食べ物は、どうやって作られるの?
文部省唱歌「牧場の朝」のモデルとして有名な岩瀬牧場。明治40年にオ
ランダから乳牛と農機具が輸入され、日本で初めての欧州式牧場としての
経営が始まりました。牧場内では、開設当時そのままの牛舎やとうもろこ
し乾燥舎(須賀川市重要文化財)も見ることができます。また有機農業・
無農薬・減農薬による農作業体験、乳搾りなどの酪農体験、フラワーガー
デンでの園芸作業も体験することができます。
●岩瀬牧場の農業体験プログラム
http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/travel/sel_details/sele164.html
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┏ 7【コ ラ ム】小中学生の皆さんありがとう
鍋物を囲む家族の食事。仲間内の宴会。寒い朝の布団の中。そのぬくぬ
くとした環境を抜け出すのは大仕事です。世の中は不景気で閉塞感に覆わ
れているが、周囲を見ている分には、「まぁ、今のままでいいや」と考え
たとして責められません。
平成14年(2002年)から始まった「総合的な学習の時間」で、文科省が期
待しているのは「点取り虫」のようなひ弱な子どもではなく、自分で考え
自分で行動し自分で解決できる、世界で通用する逞しい「生きる力」を持
った子ども達です。
先生方の前で「総合的な学習」を説くのは釈迦に説法ですが、実は観光
の世界でもすでに「総合的学習の時間」が足元までヒタヒタと、迫ってき
ているのです。これまでホテル旅館で修学旅行を受け入れるのは、おいし
い食事と、楽しい時間と安全を提供するだけで充分でした。
しかし総合的学習を組み込んだ修学旅行では、事前学習が半年前から始
まり、これから行く福島県のこと、歴史や自然について、生徒たちは課題
を決めて半年間、勉強してから修学旅行にやって来るのです。その間、私
たちもとには生徒からFAXやEメールで質問が来て、それに答えるという往
復書簡が頻繁に行き交います。
でもこの質問が大問題なのです。磐梯山の噴火や鶴ヶ城の歴史、白虎隊
の話なら即座に回答できますが、小中学生たちは「赤べこって何ですか?」
という直球勝負ではなく、「赤べこの赤ってどんな意味があるんですか」
と、こっちの足をすくうような質問をしてくる。
いやはや大変な時代になったものです。おかげで分かっていたはずの知
識を総動員して、再度勉強しなくてはならない羽目になりました。大人た
ちがいかに分かったフリをしていても通用する、ぬくぬくとして住み易い
世界に安住していたかを痛感させられているのです。
分からないことは「分からない」と鋭く迫ってくる生徒たち。暖かい布
団を引っ剥がすように、時代の変化を再認識させてくれる小中学生たちは
エライ。知ったかぶりを反省し、再勉強の機会を与えてくれた小中学生の
皆さんに「どうもありがとう」といいたいのです。
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