> メールマガジン一覧 > Vol.008 2004年12月
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┏┏┏ 社団法人福島県観光連盟 教育旅行専門部会発行
┏┏ 「学習リゾートうつくしま・ふくしま」教育旅行情報
┏┏┏ 2004年12月発行 Vol.008
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福島県はいま「総合的な学習の時間」に実体験の場を提供し、未来を担
う子どもたちのために「学習リゾート」の基盤整備に力を入れています。
福島県内の多様で多彩な体験学習メニューや、学習コーディネーターの
情報、最新のニュースなどをこのメルマガを通して、ご理解いただければ
幸いです。学習旅行、校外学習にはぜひ福島県へお越しいただけるよう、
心よりお待ちいたしております。
社団法人福島県観光連盟会長(福島県知事) 佐藤 栄佐久
福島県の公式教育旅行ホームページ
⇒ http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/
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┏ 目 次
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1・【化石発見】国内最大のアンモナイト化石発見
2・【尾瀬入山】尾瀬ヶ原は今年度は過去最少の34万人の入山者
3・【高速道路】あぶくま高原道路が磐越道と国道49号線直結
4・【一貫教育】Jヴィレッジでサッカー「エリートプログラム」
5・【農業体験】猪苗代町で田舎生活! 杉並区の中学生修学旅行
6・【工芸教室】小枝や小石で芸術作品を作ろう!
7・【コ ラ ム】福島県のイメージを作る
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┏ 1【化石発見】国内最大のアンモナイト化石発見
福島県いわき市のアンモナイトセンター敷地内から直径96cmという巨大
なアンモナイト化石が発見されました。アンモナイト化石は直径50cmを超
すと大型と見なされ、北海道で発見された 130cmが国内最大で今回の発見
は「10年に一度の大発見」とされています。
福島県内では以下のところで化石発掘の体験学習ができます。
「いわき市アンモナイトセンター」
http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/travel/details/182.html
「高郷村公民館」
http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/travel/details/074.html
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┏ 2【尾瀬入山】今年度の尾瀬ヶ原は、過去最少の34万人の入山者
環境省自然観光局が日光国立公園の尾瀬地区(福島、群馬、新潟県)の
今年度の入山者数を発表しました。それによると 341‚558人で、89年から
環境省が記録を取り始めてから最低を記録しました。
その理由は、遅霜で見頃のニッコウキスゲが被害を受けたため、開花が
寂しかったことと度重なる台風の襲来を上げています。今年がこのような
状態で、高山植物にとって1年休んみ体力を温存した形になったため、来年は綺麗に咲くことが期待されています。
『越谷市立平方中学校(埼玉県)の尾瀬ハイク実例』
http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/ziturei/hirakata.html
『尾瀬自然散策体験』
http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/travel/details/085.html
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┏ 3【高速道路】あぶくま高原道路が磐越道と国道49号線直結
東北自動車道から福島空港、国道49線と磐越自動車道を直結する自動車
専用道路(全長36km)として建設中の「あぶくま高原道路」が、11月25日
磐越道小野インターと国道49号線平田インター間で開通しました。すでに
開通している東北道矢吹インターから福島空港間を合わせて、全体の 62%
が開通したことになります。
今回の開通によって福島空港を離発着する学校団体の利用や「あぶくま
洞」「三春の滝桜」などの観光コースを組むうえで格段に利便性が高まる
と期待されています。
『福島県道路公社:あぶくま高原道路』
⇒ http://www.dorokosha-fukushima.or.jp/douro/abukuma/
『あぶくま高原道路・周辺市町村』
⇒ http://www.abukuma-wonder16.jp/menu_3_abukuma.htm
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┏ 4【一貫教育】Jヴィレッジでサッカー「エリートプログラム」
日本サッカー協会(JFA)が、福島県富岡町にある「Jヴィレッジ」を核
に計画している中高一貫教育「サッカーエリートプログラム」を福島県が
支援することが決まりました。
このプログラムは全国から募集するサッカー少年を全寮制で受入れ、国
際社会で通じる早期の人材育成を図るもので、その処遇については JFA側
がサッカーの練習を午前や昼間に行うことを希望しているため、今後カリ
キュラムの調整が行われます。
『体験学習・サッカーの奥義をきわめてみよう!』
http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/travel/sel_details/sele193.html
『JヴィレッジのWebサイト』
⇒ http://www.j-village.jp/j-village/index2.html
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┏ 5【農業体験】猪苗代町で田舎生活! 杉並区の中学生修学旅行
東京都杉並区立和田中学校が、修学旅行で福島県猪苗代町を訪れ農業体
験、農村体験をしました。初日は風が強く寒かったものの、全日程お天気
に恵まれ、都会とは対照的な農村生活を満喫しました。
1軒4~5名に分宿し、家族の一員となって各種のメニューを体験。お
手伝いしながら、猪苗代の方言をいくつか憶えた子もいたようです。その
様子が発表されていますので、下記のWebサイトをご覧ください。↓
『ATI・農業体験修学旅行』
http://www.tif.ne.jp/jpn/ati/SearchColumnDetail.php?g=29&a=1&c=456
『杉並区立和田中学校のホームページ』
⇒ http://www.wada-j.suginami-tky.ed.jp/index.htm
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┏ 6【工芸教室】小枝や小石で芸術作品を作ろう!
福島県霊山町にある「霊山こどもの村・遊びと学びのミュージアム」は
自然素材を使った、日本で初めての本格的な参加体験型のチルドレンズ・
ミュージアムです。平成6年にオープン。自然豊かな霊山の麓で「遊んで
学ぶ・学びを遊ぶ」をテーマに、子どもたちの五感すべてに働きかける展
示や活動を行っています。
『総合的な学習サポートプログラム208』
http://www.pref.fukushima.jp/kanko/kyoiku/travel/sel_details/sele107.html
『霊山こどもの村・遊びと学びのミュージアム』
⇒ http://www.town.ryozen.fukushima.jp/kanko/kodomo.html
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┏ 7【コ ラ ム】福島県のイメージを作る
人は誰でも他人からよく思われたいと思っている。それは自分の住む地
域でも同じだ。だから人はお国自慢やふるさとを語りたがる。各県に県民
性があるから面白い。観光宣伝やマスコミ経由でついたイメージもある。
お隣の山形県には「おしん」や「紅花」、新潟県は「雪国」とか「佐渡」
宮城県には「松島」や「杜の都」といった類だ。
しかし外から見た福島県はどうかというと、会津若松のように確固たる
イメージがあるのは例外で、県土が大きすぎるせいか日本一といえるものが
少ないので、残念ながら実に印象が希薄なのだ。
以前、観光モニターキャンペーンと称して関西、中京、九州地区の人を
累計で3‚000人ほど会津・磐梯高原に優待旅行をさせて、福島県の印象調査
をやったところ、猪苗代湖のことは9割の人が正確に答えたが、会津若松
が福島県のどこにあるのか。それ以上に東北地方の中で福島県の位置の正解率がたった6割もないことに衝撃を受けた。
だがこれは責められない。福島県人に「九州の島原半島はどこ?」とい
う質問をしたら、それ以下の正解率になっただろう。ひとつはっきりいえ
ることは、旅先でよほど ひどい目に遭わない限り人は例外なく、訪れた
ところに好意を持つものだ。
観光モニター参加者は当然、修学旅行や教育旅行で福島県を訪れたこと
のある生徒達にとっては、もう印象の薄い県ではない。きっとテレビや新
聞で福島県のことが報道されるたびに「あ、ここに行ったことがある」と
人に福島県をPRしてくれているだろう。
大勢の人が福島県を訪れる、福島県からもどんどん出ていく、そういっ
た自由な旅ができて、知らない土地に行ってそこに住んでいる人と親しく
なれる。そしてその土地のイメージがよくも悪くも裏切られるのを楽しむ
のが「旅行」である。この体験は過小評価すべきではない。
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