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メールマガジン

Vol.070 2010年2月

教育旅行メールマガジン 平成22年2月号

福島県は未来を担う子どもたちのために「学習リゾート」の基盤整備
に力を入れています。福島県内の多様で多彩な地域資産を活かした体験
学習メニューや、学習コーディネーターの情報、教育旅行に活用できる
最新のニュースなどを、このメルマガを通してご紹介しています。


【1】会津若松市鶴ヶ城天守閣 赤瓦吹き替え及び外壁補修工事が実施されます。
【2】いわき市石炭・化石館の愛称が「ほるる」に決定、再オープンは4月22日
【3】県内各地で農村生活体験の受入地整備が進んでいます。
【4】バンクーバー冬期五輪に出場した上村愛子選手も参加、猪苗代町でW杯
《リレーコラム》喜多方市グリーンツーリズムサポートセンター/酒井喜好さん

【1】 会津若松市 鶴ヶ城天守閣 赤瓦吹き替え及び外壁補修工事が実施
されます。

会津若松市の鶴ヶ城では、来月3月から約1年間、天守閣の赤瓦葺き替え及び外
壁補修工事が実施されます。鶴ヶ城は幕末の戊辰戦争当時「赤瓦」だったと考
えられており、完成後の雰囲気は現在と全く違ったものになると思われます。
なお、工事期間中も天守閣内は入場可能で、通常公開されていない高さ155セ
ンチの「鶴ヶ城の鯱」も展示(予定)されるなど、企画展も随時開催しており
ますので、ぜひお越し下さい。

鶴ヶ城HP→http://www.tsurugajo.com/syuuzen-kouji.html

【2】 いわき市石炭・化石館の愛称が「ほるる」に決定、再オープンは4月22日

いわき市石炭・化石館の愛称が決定しました。作品応募総数4‚071点の中から
最優秀賞に選ばれたのは「ほるる」、石炭も化石も掘ることから考案されまし
た。選考結果や、リニューアル工事進捗状況はホームページからも確認するこ
とができ、今春の4月22日(木)の再オープンに期待が高まります。

いわき市石炭・化石館HP→http://www.sekitankasekikan.or.jp/index.html

【3】 県内各地で農村生活体験の受入地整備が進んでいます。

「子ども農山漁村交流プロジェクト」をきっかけとして、農村生活体験を受け
入れる地域が福島県内に広がっています。福島県ふるさと子ども夢学校推進協
議会に加入している地域受入協議会は15ヶ所になり、内5ヶ所が国または県の
モデル地域認定を受けています。最近では、中学校や高校でも、農林漁業体験
や民泊を実施する学校も増えてきています。パンフレットなどをご希望の方は
HPよりお申し込み下さい。

教育旅行サポートプログラム「子ども農山漁村交流プロジェクト」
専用ページ→http://www.tif.ne.jp/kyoiku/project/index.html

【4】 バンクーバー冬期五輪に出場した上村愛子選手らも参加予定、
猪苗代町でW杯開催

3月2日~7日の日程で、2010フリースタイルFISワールドカップ猪苗代大会が、
猪苗代町にあるリステルスキーファンタジアを会場に開催されます。バンクー
バーオリンピック直後に開催される大会には、オリンピックで活躍した上村愛
子選手をはじめとした日本人選手や世界のトップアスリートが参加する予定で、
地元も歓迎ムードに湧いています。モーグル、デュアルモーグル協議が行われ
る世界屈指の難コース「ダフィーコース」を舞台に、世界のトップアスリート達
による熱い戦いが繰り広げられます。昨年3月の世界選手権猪苗代大会、そし
てバンクーバーの感動と興奮が再び!ぜひ会場に足をお運び下さい。

大会公式HP→http://www.listel-inawashiro.jp/ski/worldcup2010/index.html

《リレーコラム》喜多方市グリーンツーリズムサポートセンター/酒井喜好さん

喜多方市グリーンツーリズム体験HP→http://www.kitakata-gt.jp/

喜多方市グリーンツーリズムサポートセンターでは、農業体験と農泊を受け入
れています。体験の特徴は、「グループごとに分かれ、各農家のその日その時
の仕事をする」という点にあります。特に、酪農、果樹、花卉、畜産などが人
気があります。

体験の中、最も楽しいのが昼食の時間。自分で収穫したじゃがいも、とうもろ
こし、なす、トマト、キュウリ、レタスなどしゃきしゃきの新鮮な野菜が並び、
炊きたての喜多方産こしひかりのご飯が主役です。

そして私は、この食事のときに「いただきます」の意味について子どもたちに
話すことを心がけています。それは、食べ物の命をいただいて(食べて)自分
の命をつないでいること、食べ物にも命があったことを考えてほしいのです。
命に軽い、重いはなく、命の平等、尊大さなどを少しでも考える機会になれば
と思っています。

このほか、喜多方市では農業体験とあわせ、野山のトレッキング、源流探検や
植物採集なども取り入れ、子どもたちと荒れ果てた里山、河川の汚濁、外来植
物を通じて、農村の環境、そして地球の環境を真剣に考えるきっかけづくりも
行っています。

実際に体験した子どもたちからは、「へとへとに疲れて大変だったが、協力し
てやり遂げた時の達成感が大きかった」「農家の人がやさしくて安心できた」
などの感想が多数寄せられ、農村農家のファンになってくれます。

食と命について、真剣に感じ取ってくれる子どもがいます。喜びと感動、穏や
かな空気と景色、新発見をお土産に持ち帰っています。農産物の本物の「味」
を知り、感動しています。このような子どもたちは、環境や食糧自給率などを
考える大人へと成長してくれるでしょう。


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【発行元】  
〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会
TEL 024-525-4024   FAX 024-525-4087
Mail: fukushima-kyoiku@deluxe.ocn.ne.jp

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