> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2015年11月発行 vol.138
【1】長野県塩尻市立楢川中学校がいわき市で震災学習を実施!
平成27年9月2日から3日までの日程で、長野県塩尻市立楢川中学校の52名が福島県いわき市で震災学習を実施しました。
取材に伺った3日は、2年生が東日本大震災による津波の被害を受けて復旧された「小名浜魚市場」を訪れ、5階建ての延べ床面積が1万2000平方メートルにも及ぶ建物の中を見学し、漁業復興に向けた取組や放射能検査体制などについて学びました。
その後、久ノ浜の「浜風商店街」へ移動し合流した一行は、商店街の方から温かい歓迎を受け、震災の様子や復興への取り組みについて熱心に耳を傾けていました。
同校は10月に行われた校内総合発表会で、今回の視察で学んだことや感じたことを保護者や地域の方に向けて発表しました。
○小名浜魚市場
http://www.onahama.net/
○浜風商店街
http://hisanohama-shops.com/
○詳しくは福島県教育旅行ホームページをご覧ください。
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=358
【2】埼玉県幸手市立さかえ小学校が福島県会津若松市で修学旅行を実施!
平成27年10月14日から10月15日までの1泊2日の日程で、埼玉県幸手市立さかえ小学校の6年生42名が会津若松市を訪れました。同校は30年以上にわって会津若松市で修学旅行を行っておりましたが、震災後3年間は本県での修学旅行を一時見送り、再度、会津若松市で実施したいという強い思いから、昨年度より会津若松市での修学旅行を復活させました。
取材に伺った10月14日は福島県観光マスコットキャラクター「八重たん」や会津若松市のマスコットキャラクター「あかべえ」、甲冑姿の武将隊が会津鶴ヶ城で子どもたちを温かく出迎え、また、埼玉県幸手市のマスコットキャラクター「さっちゃん」も駆けつけたため、鶴ヶ城は子どもたちの歓喜の声があがりました。
子どもたちは澄みきった青空の中、荘厳なたたずまいの鶴ヶ城を背景に集合写真を撮影し、会津の歴史と文化、人とふれあい、充実した思い出に残る修学旅行となりました。
○詳しくは福島県教育旅行ホームページをご覧ください。
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=359
【3】アメリカの高校生が福島県南会津町で学校交流を実施!
平成27年10月15日から20日までの5泊6日の日程で、アメリカからピアス高校、ターナー高校、アポキニミンク高校の生徒48名が南会津町を訪れました。
取材に伺った16日は福島県立南会津高校との学校交流が行われました。南会津高校の生徒からは、茶道や剣道、伝統芸能である早乙女踊りを披露し親睦を深めました。早乙女踊りの特徴であるひょっとこが、アメリカの生徒に酒をつぐ仕草の場面では、アメリカの学生から笑顔がこぼれ、和やかな雰囲気となりました。続いて、アメリカの高校生からは国歌斉唱や出身州の紹介のプレゼンテーション、日本語での自己紹介があり、その後、日米混合のグループに分かれ、折り紙や書道体験を行いました。
南会津高校生との交流の後、アメリカの高校生は各班に分かれて農家民泊を行い、伝統文化の体験として稲刈り体験を行ったり、前沢曲家集落を訪問したりと、充実した福島県訪問となりました。
○前沢曲家集落
http://www.aizu-concierge.com/map/spot/10752
○南会津町観光物産協会
http://www.kanko-aizu.com/
○詳しくは福島県教育旅行ホームページをご覧ください。
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=360
【4】福島県では19歳から22歳までの平日リフト代が無料
現在リクルートじゃらんにより実施している19歳限定のリフト代無料化キャンペーン「雪マジ!19」と併せて、福島県では20歳から22歳までのリフト代無料の「雪マジ!ふくしま」を実施します。
「雪マジ!ふくしま」は、平成27年12月1日~平成28年3月31日の期間中、福島県内の22施設のスキー場の平日リフト券が無料になります。
スキー、スノーボードが初めての方も、上級者の方も、期間中何度でも「雪マジ!19」、「雪マジ!ふくしま」を利用して、ゲレンデ遊びを楽しんでください。
本キャンペーンを利用する際は、スマートフォンから事前登録の上、スキー場で身分証明書と登録したスマートフォンの提示が必要になります。
詳しくは、下記をご覧ください。
○雪マジ!ふくしまホームページ
http://www.tif.ne.jp/20-22free/
○雪マジ!19ホームページ
https://majibu.jp/yukimaji19/pc/index.html
【5】相馬港の震災復旧状況について学んでみませんか。
福島県土木部相馬港湾建設事務所では、東日本大震災によって津波の被害を受けた相馬港の復旧状況を、より皆様に知っていただくため、現地視察の受入れを行っています。
相馬港は、防潮堤のかさ上げや防災緑地の整備、津波防災機能の向上、減災機能の確保を図っており、現地には、沿岸部の被災状況や、海岸堤防のしくみと役割などが学べる写真パネルが設置されています。
復旧工事が続く港湾・漁港・海岸の状況を視察しながら資料を基に職員の方の説明を聞くことができます。
ぜひ、相馬港で震災学習を実施してみてはいかがですか。
○視察のお申込み、お問い合わせ
「福島県相馬港湾建設事務所」
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41390a/kannbann.html
【6】東日本初の土湯バイナリ―発電所で最新の再生可能エネルギーを学びませんか。
福島市土湯温泉町では、震災後から整備が進められていたバイナリー発電所が完成し、11月20日に竣工式が行われました。
土湯バイナリ―発電所は、豊富に湧き出る土湯温泉を熱源として、水より沸点の低いノルマルペンタンを沸騰・サイクルさせ、蒸気でタービンを回し発電する最先端技術を用いた発電所です。
出力400キロワットで、年間発電量は一般家庭約500世帯に相当する東日本初の商用バイナリー発電事業となります。
ぜひこの機会に再生可能エネルギー学習として、最先端の技術をぜひ土湯温泉で学んでみてはいかがですか。
○土湯温泉観光協会
http://www.tcy.jp/
○株式会社元気アップつちゆ
http://www.genkiuptcy.jp/