> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2016年1月発行 vol.141
【1】大分県立高田高校が福島県のいわき市と北塩原村で修学旅行を実施!
平成27年12月14日から12月18日までの4泊5日の日程で、大分県立高田高校の2年生133名が福島県いわき市と北塩原村を訪れました。本県で修学旅行を行う大分県の高校は震災後初めてとなります。高田高校は、同年代の交流を通して震災学習を深めたいという考えから、本県で修学旅行を行いました。
取材に伺った12月14日は、震災の影響により校舎をいわき明星大学に移設した双葉高校、双葉翔陽高校、富岡高校の生徒、計51名と「震災で福島は何が変わったのか?」をテーマに交流会を行いました。
津波や避難生活の体験談を聞いた高田高校の生徒たちは、その被害の甚大さに驚き、福島の高校生に応援のメッセージを送り、復興への協力を約束しました。
2日目の12月15日は北塩原村でスキー教室が行われ、ほとんどの生徒が初めてのスキー体験でしたが、インストラクターの指導で徐々に滑り方を覚え、軽快に滑走する姿が見られました。
林加代子校長は「今回の修学旅行で、福島の現状を自分の目や耳で確かめることができた。また、交流会では、同世代の高校生が力強く未来を語る姿に刺激を受け、今後、自分はどうすべきか考え始めたようだ。生徒にとっても、我々教員にとっても、本当に勉強になった。」と福島県で初めて修学旅行を行った感想を語ってくださいました。
○詳しくは福島県教育旅行ホームページをご覧ください。
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=368
【2】東京都の学校法人豊南学園豊南高等学校ソフトテニス部が棚倉町で合宿を実施!
平成27年12月26日から29日までの3泊4日の日程で、豊南高校ソフトテニス部の40名が棚倉町で合宿を行いました。
取材に伺った27日は、棚倉町総合体育館で、引退した3年生や卒業生も参加し、迫力と活気あふれる練習を行っていました。
顧問の高橋慎典先生は「福島県は首都圏から近くアクセスが便利である。また、施設には外のオムニコート・ハードコート・インドアコート・体育館があり、テニスをする良い環境が整っている。この合宿では、チームで寝食を共にしながら一体感を醸成し、チームづくりをしていきたい」と話していました。また男子キャプテンの高橋怜也さんは「豊かな自然環境の中で、プレーを行うことができるのがとても良い。普段は味わえない新鮮な空気、緑が豊かでリラックス効果もあり、福島県で合宿できて嬉しい。今回の合宿ではチーム力を高め、次に控えている試合では優勝を目指したい」と力強く語ってくれました。
○棚倉町総合体育館
http://www.town.tanagura.fukushima.jp/page/page000246.html
○詳しくは福島県教育旅行ホームページをご覧ください。
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=369
【3】相馬市では「いらっしゃいませ助成事業」の申請を受付しています。
福島県相馬市では、平成28年2月20日までに、「学び」、「楽しむ」、「食べる」の観光を目的とした個人又は、団体の方を対象に、市内の宿泊施設に宿泊し、概ね行程の半分以上を相馬市に滞在した方に、宿泊費や旅費(レンタカー代、高速道路利用料金、バス借上げ費等)の半額を助成します。
営業、復興工事作業等の業務や営利を目的としたもの、かつ、国県市町村の補助金の減免などを受けているものは対象外とさせていただきます。
この機会に、被災地視察や、1月17日にオープンした和田観光苺組合のいちご狩り、広大な敷地の相馬光陽サッカー場や相馬光陽ソフトボール場でのスポーツ合宿などで相馬市を訪れてみてはいかがですか。
○詳しくは相馬市観光協会ホームページをご覧ください。
http://www.somacci.com/~kankou/
電話:0244-35-3300
【4】第8回裏磐梯雪まつりが開催されます。
福島県裏磐梯サイトステーションのレンゲ沼では2月19日から21日までの日程で、「第8回裏磐梯雪まつり」が開催されます。
19日と20日の両日17時30分からはエコナイトファンタジーが開催され、湖面が氷結してできた真っ白なキャンバスには3,000本のキャンドルが並べられ、息をのむほど美しい光景が広がります。その後行われる花火の打ち上げでは、「あなただけの花火」を募集しており、応募するとメッセージを読み上げ、続いて花火を打ち上げます。
他にも「ちびっこ体験広場」では、スノーシュートレッキング体験や雪の中でアイスのもとを回して作るアイスクリーム作り体験、磐梯山のジオラマとジオチョコ作り体験など、体験広場には他にも多くのコーナーが設けられます。
ぜひこの機会に、極上の雪が降り積もる銀世界の裏磐梯を満喫してみてはいかがですか。
○詳しくは裏磐梯観光協会ホームページをご覧ください。
http://www.urabandai-inf.com/event/index_syosai.php?id=214
電話:0241-32-2349
【5】金澤翔子の書の世界を楽しんでみてはいかがですか。
福島県いわき市では、日本初の女流書家金澤翔子の常設館が開設されています。
常設展示室には、温かさと躍動感に溢れる作品が一堂に展示されており、企画展示室(別館ギャラリー)では、金澤翔子の個性を季節ごとにテーマを持った企画展示が行われます。
平成28年2月1日から29日までの期間は「第4回 書き初め展」が開かれます。1月31日に行われる表彰式で優秀作品に輝いた作品は、金澤翔子美術館特設コーナーにて展示されます。
他にも和風カフェ「飛翔庵」やミュージアムショップもあり、ゆっくりと金澤翔子の書の世界を楽しむことができます。
入館時間は10時から16時まで。料金は小学生以上が800円(団体割あり)。
○金澤翔子美術館ホームページ
http://kanazawa-shoko.jp/museum/index.php
○いわき観光情報サイト(いわき観光まちづくりビューロー)
http://kankou-iwaki.or.jp/
【6】フェルメールとレンブラント~17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展が開催されます。
ニューヨーク・メトロポリタン美術館、アムステルダム国立美術館からオランダ絵画の名作が、現在一挙来日しており、平成28年4月6日から5月8日の日程で、福島県立美術館において「フェルメールとレンブラント~17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」の開催が決定しました。
17世紀のオランダ黄金時代に活躍した画家たちの作品が集結。オランダ黄金期の幕開けから終焉までの、建築画家、静物画家、肖像画家たちの作品、約60作品が展示されます。
中でも、日本初公開となる、「水差しを持つ女」と「ベローナ」は注目の作品となります。
一般1,300円、大学生900円、高校生800円(20名以上の団体割もあります)前売券好評発売中です。
この貴重な機会に、オランダ黄金時代を生きた画家たちの最高傑作を、是非堪能してみてはいかがですか。
○福島県立美術館ホームページ
http://www.rfc.jp/vermeerfukushima2016/